さて皆様、いかがお過ごしでしょうか?東京はかなり暖かくなってきてそろそろ春物の時期ですかねぇε-(´∀`*)このロールオーバーマガジンを発行しているショップ、
ROLLOVERでも春物どんどん入荷中なのでHPチェックしてね(*^^*)
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...で、話は大きくずれましたが今年初のマガジンですよー!!(相変わらず不定期更新なのは許してね汗)
そして、2022年一発目のゲストは..
以前インタビューしたバンド「SPEARMEN」のメンバーお二人による、ドラム&ベースユニット!
RRR+J (アールアールアールプラスジェイ)
・Ba.&Vo.
RYUTA .YANAGIHARAさん(以下:リュウタ)
・Dr.& key.
JUNICHI .SHINOHARAさん(以下:ジュンイチ)
元々ベースのリュウタさんが99年からソロでRRRとしての活動でしたが、そこにドラムのジュンイチさんが2002年に加入し、2人での活動展開。
2017年より独自企画『絶望の構造』シリーズをスタート。
翌2018年には阿佐ヶ谷イエロービジョンにてレコ発を開催し、好評を得る。
あくまで2人でギターレスに拘り、緊張感のある刻む様な音像とスタイルを追求。
...SPEARMENの時でもバキバキのリズム隊のお2人!!
個人的には、ベースとドラムのミニマルでぶりぶりガツガツやる構成は大好きです!
実をいうと今回、RRR+Jを観るのは今回が初めての私!事前情報は、このマガジン発行をしているショップ、ロールオーバーを経営するバンドNDNQからとYOUTUBEでしか見てないので、生で味わうのは初!
今回はライブを観る直前にインタビューという少々、異例な形になります!
さぁ今回も、大ベテランなお2人からどんなお話が聞けるのか?!
どんな音を聴かせてくれるのか?!
どんなプレイを魅せてくれるのか??!!
それではー、今年2022年 初の1発目、ロールオーバーマガジンvol.15行ってみよぉぉぉおお!!!

--えー、まず音楽ルーツに関してなのですが ロールオーバーマガジンvol.4を参照お願いしますm(_ _)m
↓ロールオーバーマガジンvol.4【SPEARMEN】より引用
R...リュウタさん J...ジュンイチさん K...SPEARMEN Gt/Vo ミズサワさん
-まずメンバーそれぞれの影響を与えたアーティストやバンド、音楽活動に至るルーツについて教えて頂けますでしょうか?
K.最初にロックに興味を持ったのはキッスやエアロスミスとかになるかな。
J.うん。僕らの時代はやっぱりその辺が入り口だよね。
K.それから少ししてパンク・ニューウェイブの波をどっぷり被る。
R.うんうん。あとはやっぱり東京ロッカーズとかになるよね。東京ロッカーズの影響はやっぱり大きくて、その頃にじゃがたらとかも好きでライブハウスの楽しさを覚えたね!
K.俺のアンダーグラウンドに染まるキッカケはやっぱりLIZARDだね!その後はThe Doorsに傾倒していくけど。
-ああ!!やはりLIZARD!!
K.そう。LIZARDが大好きでね。メロディやリフもしっかりあってね。で、あの辺のシーンの人達がかけてたグラサンがめちゃくちゃカッコよく見えたりね!そういうのってあるじゃん(笑)
-もの凄くわかります(笑)
詳細はこちらをご覧ください。
経歴について
--経歴について伺いたいのですが、元々はリュウタさんのソロとして活動していたと思うのですが、どのような経緯で、またいつからドラムのジュンイチさんが加入されたのでしょうか?
リュウタ:まず僕らはスピアメンで活動してるじゃないですか。それで、うちの水沢氏が(スピアメンのGt.&Vo.)ソロでライブをしたんだよね。
--あぁ、スピアメンのインタビューの際に少しだけ伺いました。
リュウタ:それで1人でライブをやるのって面白いんじゃないか?経験値としてアリなんじゃないか?っていう話になって”RRR"としてソロライブをやってみたんだよね。
その時はベースとリズムボックスかな。
--ベースとリズムボックスですか??意外です!
リュウタ:そうそう。それでエフェクターを色々並べて音色変えながらやったのかな。それが99年。その後からドラムでシノハラさんが加入したのかな。
ジュンイチ:ああー、始めに高円寺のGearでRRRを観ました。それが確かデビューライブだったんだよね??
リュウタ:そうそう。友達てゆうか仲間内の企画だったんだけど、出てみなよって事になって高円寺のGearでやったんだね。
ジュンイチ:僕もその時他のバンドで出てたのかな。
で観てて、あー1人で頑張ってるなあって。
それで、その後かな。じゃあ2人でやってみようかなって事になって笑
リュウタ:そうなんだよね。本当なんとなくだよね!2人でやってみようかなってなったのは笑
--へぇぇ、そうなんですね!そういう経緯があったんですねえ。

演奏やパフォーマンス
--演奏やパフォーマンスで意識される事、拘ってる事はありますか?(当然SPEARMENの時とはまた別で)
リュウタ:えーとですね、まずスピアメンの時は僕はずっとベースを弾いてるんですね。
けど、RRR+Jだとベースにボーカルが乗るんですね。
歌いやすいフレーズを作ったりする事が出来て。歌うためのベースって部分で、そこはスピアメンとは全然違うところですよね。
あとエフェクターですけど、スピアメンの時はとてもシンプルですけど、RRR+Jの時はギターレスって事もあって、音の厚みだったりギターを補う様なエフェクターの構成をしてますね。
--なるほどそうなんですね!僕は今日初見ですが、確かにボーカルもされてますよね。 ジュンイチさんはいかがでしょうか??
ジュンイチ:最初にリュウちゃんがベースとリズムボックスだけでやってて。で、2人でやる様になって。でもいざやってみるとギターがないので、骨格だけになるから。それはそれで、面白かったのね。でも少し何か欲しいよねって事でキーボードを足で叩いたりして。 それはそれでいきなり、ノイズみたいのが入ったりで面白いよねぇってなって。
--え、キーボードもされるんですか??それは足で踏むんですか?!(ライブ前のインタビューだから分かってない私)
ジュンイチ:そうそう。あとは手で弾いたりドラムスティックで叩いたりだね!弾くっていうよりは音を出す。ノイズみたいなイメージだね。
リュウタ:あと2人で曲を造る時に、じゃあこの曲はキーボードをちょっとノイズぽくして入れたり。曲によってちゃんとエフェクト掛けたり、弾いたり。そういったアイデアを出したりって事ですね!
--なるほどー!!この後のライブが凄く楽しみになってきました!

現在の音楽シーンで思うこと
--えー、こちらも前回のロールオーバーマガジンvol.4を参照お願いしますですー!m(*_ _)m
↓ロールオーバーマガジンvol.4【SPEARMEN】より引用
-現在の音楽シーンについて何か感じる事、思う事はありますか?(アンダーグラウンド、オーバーグラウンド問わず)
J.あまり意識してないかなぁ。ただ昔と違ってアンダーグラウンドとしての価値観は薄れてると思う。今はもう当時と違って新しいモノではないから。興奮はしないかな。
R.現在はさ、情報があまりにも溢れ過ぎているよね。逆に昔よりもこじんまりしてる感があるのかな。もうちょっとこう…シンプルにするべきなんじゃないかなとは思うよね。新しくなっているというよりは、停滞していると逆に感じるかな。
詳細はこちらをご覧ください。
個人質問
--個人的質問ですが、RRR+Jは、元々リュウタさんのソロプロジェクトとして始まった形で、SPEARMENとまた別で独立したものと捉えていいですよね?SPEARMENのサブ的なモノとは明らかに解釈が違いますよね?
リュウタ:はい!独立したモノという解釈で大丈夫です!やっぱり同じメンバーではあるんだけど、不思議ですよね。曲を作るって意味での考え方が全然違うので。
セッションをして曲を作っていくんだけど、曲をどうまとめるかっていう考え方がそれぞれのバンドで違ってくるので!
--なるほど..。ジュンイチさんは今、話聞いていていかがでしょうか?スピアメンとは全く別物ですか?
ジュンイチ:そうですね!完全別物ですね!歌い手も違うし全く別と考えてもらっていいですよね!
--あくまでもギターレスとゆうスタイルに拘ってやってるわけですよね?
ジュンイチ&リュウタ:そうだね!やっぱり2人でやっていこうって思っているからね!
--無いとは思うんですけど、この後にメンバーが新しく増えるなんて事はないですよね?
ジュンイチ:ないとは思いますけどねえ。ただ、セッションだったり1曲だけギターの人に入って貰ったりてゆうのはありますね!
リュウタ:1枚だけアルバムを出してるんだけど、7曲中の2曲だけギタリストに入ってもらって。
--そうなんですね!ちなにアルバムの中のギターってどなたが弾いてるんでしょうか?
リュウタ:それはですね、元drive to the forest in a japanese carというバンドの人に手伝ってもらったんですね。
ジュンイチ:あのPILのメタルボックスに入ってるポップトーンという曲の歌詞から取ったバンド名なんだよね。
--へぇぇ、そうなんですね!ちょっとメタルボックス久々聴いてみよ笑
リュウタ:で、今そのバンドは無いけれど、活動してる時に仲良くなった人なんですよ。その人にギターで入ってもらったんです。
その方は柳田さんていうんだけど、前橋のクールフールの近くで飲食店をやっていて(ゴボ/twitter@kitchenandbarg1)。昨年の前橋でのライブで飛び入りでギター弾いてもらったり!
ジュンイチ:リュウちゃんも看板に絵を書いたりしてね笑
まぁ、これからもそうゆう事があったりするかもね!
リュウタ:まあ、そんな感じで、いい付き合いをしてますね!
--なるほどー!前橋熱いですね!笑
--あと、2002年のジュンイチさん加入の、2人体制になったRRR+Jの時から換算すると今年でなんと、ちょうど20周年です!!!おめでとうございます(*^^*)何か記念イベント的な事は企画されているのでしょうか?笑 何か節目として、考えていらっしゃるのかなあと?笑
リュウタ:あははw 確かに20年だね笑 えっと、それとはまた違うんだけど、セカンドアルバムのリリースを考えていて。そのリリースを今年出来ればなと思ってます!
ジュンイチ:会う度にそれ言ってるんだよー!笑 それ持ってツアー出ようって笑 ツアー先は前橋と、富山と、高山と笑
--都内はないんですかぁwww
ジュンイチ:もちろん都内もやるやるよ!笑 まぁ、そんな話をいつもしててね!とにかくレコーディングしなきゃねって!
リュウタ:まあ、それも考えなきゃね笑 でも、ちょっと活動してはまた何年もお休みしてって事を繰り返してるんですよ。
以前までは仲の良いバンドを集めて自主企画をしていたんだけど、最近続いているのは色々な人に誘って貰ってライブに出てるんですよ。それは凄くありがたい事で。
今日のライブもそうなんですよね!そこはちょっと今までと違う流れだなと感じてます。
ジュンイチ:ところで思うんだけど、僕ら2人って笑いのツボが同じだったりするよね笑
リュウタ:あー、それはあるある笑 確かに同じだね笑
--そうなんですね!いや、でもそれってバンドやるうえで、とても素敵だし凄く素晴らしい事だと思います!
今後の目標や活動について
--今後の活動展開や目標などあれば教えてください!
リュウタ:えーと、さっきも話したけど繰り返しになりますけど、新しいアルバムを作って
レコ発やツアーをやるって事ですよね!それが大きな目標ですね!
ジュンイチ:うんうん。後は、個人的にはキーボードの音色的な事とか、エフェクターの掛け方だったり!そういった事もグレードアップしていきたいなぁと思ってます!
--はい!とにかく2人でのツアーの企画ですね!
あと、2017年から自主企画の『絶望の構造』を始めていると思うんですけど それはハコとか決まった場所なんですか?
リュウタ:そうだね。一応、阿佐ヶ谷のイエロービジョンかな。ここは企画ライブに呼んでもらえたり~レコ発もここだったし凄くやりやすいハコかなって思ってます。ベースアンプも凄くいいんだよ!
--そうなんですね!僕の印象だとイエロービジョンって、わりとジャズ寄りなイメージなんです。
ジュンイチ:そうだね。わりとジャズよりのハコかもね!ドラムセットなんか完全ジャズのセッティングだしね。でも、音もいいし凄くいいハコですよ!
--へぇぇ!イエロービジョンって、そうなんですね!じゃあイエロービジョンで観る時はドラムセットに気をつけながら観ますね笑
リュウタ:僕らは割と小さいハコでやるのが好きでね。阿佐ヶ谷のイエロービジョンや天(テン)や前橋のクールフールなど。小さいハコだと、音の鳴りが違うんだよね。
だから高円寺のSHOW BOATや、この後ライブする三軒茶屋ヘブンスドアとか広いハコはちょっと緊張するよねぇ。
ジュンイチ:PAさんが入るハコだと残念ながら生音に比べて音が濁ると言うか、音色が変わってしまうんだよね。生音がちゃんと、そのまま届くと印象が全然違うと思うんだよね。そこはハコサイズにより仕方ないんどけどね。
--うーん。僕は..リスナー側なので、あまり分からないかもです、、
リュウタ:多分、この後ヘブンスで観るのとイエロービジョンなんかで観るのは感じ方が違うと思うよ!
--なるほど!では、この後のライブを観て、次回違うハコで見る時の違いを感じたいと思います!
--最後に何か一言、お知らせや告知など何かありますか?
リュウタ:えーと、つぎのライブ予定が決まってまして。5/17に荻窪のクラブドクターでライブします!
--5/17なんですねぇ!その後の5/28にもスピアメンで高円寺のSHOW BOATでライブ決まっていますよね。遊びに行きます笑
ジュンイチ:5/17のその日はね、呼んでくれてる方達とセッションとかタイムテーブルに組まれててね!セッションとか全然した事ないし、今から怖いなーと思ってるんだよね笑
後はもうちょっと長い時間やれる様にしたいかな!その日もね40分
貰えてるんだけど、40分て長いよね笑
リュウタ:僕らの曲って、だいたい3分とか~長くても4分とか。それはそうゆう形にしてるんだけど。だから40分やっていいよと言われても..難しいんですよ笑
--そうなんですね笑 どんなプレイになるのか、クラブドクターで観させて頂く時は楽しみにしています笑
--はい!!では本日のインタビューはここまでです!お疲れ様です!!
本日はお時間とインタビューの場のセッティングなど本当に御協力頂きましてありがとうございます!!!泣
お2人には本当に感謝です..
この後のライブ、めっちゃ楽しみにしてますね!

さて、今回のロールオーバーマガジンvol.15はいかがでしたでしょうか?
今回は異例のライブを見た事のない初見で、かつライブ前にインタビューという形でした。
感想は...ドライかつ、シャープでヘビーで、時に轟音が唸るベース。それにピースがガッシリはまるボーカル!
そしてタイトでシャープで軸のブレないリズムを刻むドラム、たまに飛んでくる変拍子!そして時に足や手、ドラムスティックで奏でるコミカルなキーボード!
今回 初見でしたが2人のキャリアとスキルを踏まえれば、観る前から安心して観れるステージでした。
最高のライブでした!
ギターレスだからこそ自由に拡がるベースに、変則なフレーズもあるドラム。それもしっかり拾う事の出来るベースのリュウタさんの技量!
事前情報通り、2人の最高のパフォーマンスに心が踊った時間でした!!
以前インタビューしたSPEARMENの時とは全く異なる内容になり、今回も素晴らしい取材になる事が出来ました。
取材するにあたりリハ後など忙しいなか、わざわざ私のために、お時間を割いて頂き、また取材にも快く協力、段取りなどして頂きました..m(_ _)m
お2人には改めて、多大なる感謝を申し上げます!!
さて、2022年初のロールオーバーマガジンはいかがでしたでしょうか?1発目から濃いスタートを切れたと思います!笑
今年もマイペースで、かつ 自分たちがヤバい、凄い、面白い..と感じる演者様をしっかり厳選していきますので、不定期更新ですが、今年もロールオーバーマガジンをよろしくお願い致します^^
Let's Rock Fuck Boredom!
にゃんぱら&ロールオーバースタッフ
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